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IT技術やプログラミング関連など、技術系の事を備忘録的にまとめています。

フリーエンジニアになりました その2

また日付が空いてしまいました。すいません。

色々あって、なかなかパソコンに触れませんでした…

 

で、前回の続きなんですが、ニコニコ動画を見ていたら、こんな記事が。

news.nicovideo.jp

もちろん僕は学生ではないんですが、心当たりが無いわけではないんです。

実は闘病中、医師の勧めで発達障害とかアスペルガーに関する検査を受けたことはあるんですが、結果がかなり少数派というか、人とはかなり違っていて、それ以降、医師やカウンセラーの言葉に「個性だから」という言葉が明らかに増えたような気がします。(ただ僕の場合、コミュ障なんてことはなく、むしろ「よく喋るエンジニア」と言われることがほとんどですが…)

 

ただ、その「個性」ってのが理解されなくて、苦労した事は決して少なくないです。間違いなく求められた以上の成果を残しているのに、無理やり理由をつけて色々言われたり、最悪クビにされたり。

でも自分を認めてくれた会社では高い評価も頂いたし、自分も頑張れたので、これまで何とか会社員を続けてきたのですが、今回の件で完全に「会社は社員なんか守ってくれない」って思ったわけです。それで完全にフリーになる決心がつきました。「会社に依存する生き方は自分には無理だ!」って。

 

ただ先程「フリーになる決心」と書いたのですが、前回も書いた通り「フリーになってでも働いて食べていかなきゃいけない」のもまた事実なわけで。

こういう「(コミュ障など)病気や個性の件でうまく働けない」などのネットニュースを見ると大抵「だからニートなんだよ」とか「人生詰んだ」とか書いてあるけど、それは全くのお門違い。大変だろうし、つらいのも分かるけど、だからって「働かない理由」にはならないし、学齢期を過ぎた以上、普通は何かしら働いて収入を得ないといけないわけで(もちろん、医者が終了禁止するレベルの病気などは別として。)。

 

実際僕も生きづらさを感じてはいるけど、絶対そんな事は言いたくない。むしろ働き盛りの30代にほとんど働けなかった分を今から取り戻したい、という気持ちが非常に強い。間違いなく闘病中だった10年前より、気持ちはむしろ若いと思う。

でも、残念ながら、世間というのはそんなに甘くないし、病気が治ったからって「8年間の病気」の事がチャラになるわけじゃない。でも何とかして働いて食べていかないといけない。これは紛れもない現実。

じゃあどうするか、といったら「そんな事が関係ない方法で生きていけばいいだけじゃないか」という結果に至ったわけです。まあ、そうしないと食べていけないわけですし。「こち亀」の両さんの言葉を借りれば「生きるか死ぬかではなく、どう生きるか」ってやつです。

 

なんかフリーエンジニアになったってことを軽く書くつもりが、やけに重い内容になってしまいましたね…次はもっと軽い感じの事を書こうと思います。