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IT技術やプログラミング関連など、技術系の事を備忘録的にまとめています。

フリーエンジニアになりました。その1

前回から、また期間が空いてしまいました…すいません。

前回の記事で会社を辞めたと書きましたが、新しい仕事探しやそれに伴う転居やらで、なかなか時間が取れませんでした。
で、新しい仕事ですが、いろいろ考えた結果、しばらくの間フリーエンジニアとしてやっていくことにしました。

ただ「フリーエンジニア」と言うと、ネット上ではよく「報酬が高い」とか「スキルを活かして起業して」とかよく書かれていますが、そのつもりは(今のところ)全くありません。
むしろ「そのほうが自分に合っている(自分には会社員は合わない)かも」という思いが強かったので、一旦フリーを経験するのも悪く無いかな、と思いまして。

というのも、前の会社の事は何回か書いたのですが、実はこれが初めてではなく、過去にも何回かあったんです。
「自分の事を理解してくれない(理解しようとしない)」とか、ちょっと個性的なだけで「異端児」「反組織的」扱いとか。

確かに僕は自分でも「個性的」とか「ちょっと人と考え方が変わってるかも…」という所があるのは認めていますが、それだけでそういう扱いされて、ロクな評価をされないというのは、ちょっとねえ。
(それに、自分を認めてくれた会社ではちゃんと結果を残し続けてきた、という確固たる実績と自負が自分にはありますから。)

あともう一つ、約10年のうつ病の経歴を理由に敬遠されることが、本当に多いです。
「スキル的には、ぜひ来て欲しいんですが…」とは言うんですが、悪い言い方をすれば「契約社員でなら雇ってやってもいいよ」みたいな、足元を見る会社の多いこと、多いこと。
「再チャレンジ」ってなんだったんだろうなあ…って感じです。

まあ、そんなことが本格的にうつ病を発症して以来、8年間近く続きまして、もちろん今後も続くと考えています。
そうなると、普通に考えたら、まともに働く事自体、困難で苦痛な訳です。
でもそんなこと言っても、働かない訳にはいかないし、そもそも働かないと食べて行けないわけです。
「働かざる者食うべからず」ですから。

それに、何だかんだ理由をつけて働こうとしないニートになんか絶対なりたくないですし、やっと普通に働けるようになった以上、まともに働けなかったこの約10年の分も働きたい、という思いがあります。
それになりより、何だかんだ言って、やっぱり自分はITエンジニアの仕事が天職だと思ってますから。

そう考えた時、「組織で働けないなら、フリーエンジニアとして働くのも、悪くないんじゃない?」って思ったんです。
本当、ITエンジニアで(手に職を付けてて)良かった、って思いました。

もちろん、実際はこんな軽いノリの話ではなく、むしろ「フリーエンジニアしか食べていく方法がないから」と言ったほう正解なのですが、
まあ、フリーになったのはこういう経緯があったからなのです。

この事については、もうちょっと書きたいので、次回に続きます。