はじめに
お久しぶりです。
YAPC::Kyoto 2023が終わってから、業務がめちゃくちゃ忙しかったり、AWSソリューションアーキテクト試験を受験してたりで、全然ブログを書く時間がありませんでした。
で、久しぶりの記事ですが、4/20(木)~4/21(金)に幕張メッセで開催された、AWS Summit 2023の参加感想になります。(今年は4年ぶりにオフラインのみでの開催でした)
公式サイト:https://aws.amazon.com/jp/summits/tokyo/
今年の話題
今回のAWS Summit 2023最大の話題といえば、4年前のAWS Summit2019年において、
- お尻が痛すぎる
- 参加者のお尻に障害発生
- お尻がランブータン
などなど、さんざんパイプ椅子でお尻がやられる報告を受けてか、なんと公式からクッションの配布がありました。(各日先着2,800名)
ちゃんとフィードバックが反映されてましたね
これで今年はお尻は大丈夫だぜ!
....とは残念ながらならなかったですが(やっぱりお尻は痛かった)、ちゃんと参加者の意見を活かしてくれているのは素晴らしいと思いました
セッションの全体的な感想
さすがに一個一個セッションの感想を挙げてるとキリがないので、概要のみ
サーバーレス化がより浸透
- 自治体システムのサーバーレス化(神戸市&浜松市)
- メールサーバーをEC2ホスティングからSESに(ニンテンドーシステムズ株式会社)
- 「まずサーバーレスから考える」
- サーバーレスがイケてる...よりは、むしろそれだけ運用管理工数が馬鹿にならない・問題の重要度が高いとされてるという実感
機械学習・AI・データレイク・ビックデータ解析の進化
「Developer Lounge ミニセッション」がかなり熱かった
- AWS Lambda PowerToolsを使いこなそう(AWS 福井様)
- 10分で役立つ!SQS + Lambdaという非同期処理黄金パターン(AWS 白石様)
- マイクロサービスなどで必須の非同期処理について、SQSを使用した実装方法を説明
- ただSQSを使うだけでなく、トリガでLambdaを起動するとキューの各種処理を自動でやってくれて、非常に相性がいい
- 分散処理に対応しているのもおススメ
- (自分補足)「データを欠落することなく、どこかで確実に処理を行わせる」ということを行う際にも、SQSはおススメ
その他
- 全般的に運用監視、オブザーバビリティのセッションが多く、「サーバーレス化がより浸透」でも記載した通り「運用管理工数の問題の重要度が上がっている」印象を受けた
- 「PayPayにおけるマルチリージョン環境への取り組み(株式会社PayPay)」で紹介されていた「レイテンシーの確保のため、あえてマルチAZにしない」構成は衝撃的だった(決済って、めちゃくちゃミッションクリティカルな分野なのに)
参加してみて
やっぱりオフラインっていいですね。
ちゃんと現場の独特の雰囲気を味わえるし、カメラ越しではなく、リアルで人と触れ合えるというのはやっぱり素晴らしいです。
そしてなにより、今までカメラ越しやSNSでしかやり取りしてなかった人とリアルに挨拶したりお話しすることもできましたし、私のことを知ってくれていることもいて、非常に嬉しかったです。
また、そういうのがとても大きなモチベーションにつながります。
なんていうか、本当に素晴らしいなあ、と思いました。
それでは皆さん、次はAWS Dev Day 2023でお会いしましょう!